相手方の財産隠匿を見つけ、財産分与額を減額させた事案
財産分与の金額の交渉
状況 | 離婚 |
---|---|
離婚の争点 | 財産分与 |
手続きの種類 | 交渉 |
担当事務所 | 東京法律事務所 |
- 結果
- 【依頼前】
財産分与:かなりの多額 - 【依頼後・終了時】
財産分与:隠れていた財産分の減額
- 【依頼前】
事案概要
相談者(夫)は、自ら会社を立ち上げ大きくしたという方でした。離婚協議において、相手方(妻)が弁護士に代理人を依頼し、その代理人が財産分与の金額を算定して提案し、その提案をベースとして交渉が進められていました。
相談者は、一人で交渉を対応していたのですが、相手方からの提案が妥当なのか、自分の考え方が合っているのかを確かめたく、弊所に相談にいらっしゃいました。
弁護士方針・弁護士対応
相手方の提案を見たところ、財産分与の対象物のとらえ方、金額評価の方法など、随所で不適切なところがみつかりました。ただ、一般的に妥当とされている方法にのっとって計算したところ、相手方が結論として提案する金額との相違はあまり大きくないことがわかりました。
ただ、交渉の過程で、相手方が相談者の財産を隠匿しているのではないかと疑われる事情が判明し、この点において、相談者としては納得が行きませんでした。そこで、その財産資料を開示させ、少なくともその隠匿の疑いのある財産額については、財産分与額の減額の交渉をして結着させる方針としました。
結果
相手方が提示する金額から、隠匿が疑われる財産に相当する金額分、財産分与額を減額しました。
分与財産総額に比して、減額幅はそれほど大きくありませんでしたが、検討過程で複雑な事情が多々あったところで弊所弁護士の説明をきいて、なぜその金額で合意するのかということを理解でき、納得して結論を受け入れることができたところがよかったようです。
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