早期解決のための様々な対応により、充実した離婚条件で成立した事例
当事者間の子どもに加え、相手方と養子縁組をした子どもについても親権を獲得し、経済面でも充実した離婚条件の下での離婚
状況 | 離婚 離婚したい |
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離婚の原因 | DV・モラハラ 性格の不一致 |
離婚の争点 | 離婚 婚姻費用 財産分与 養育費 |
手続きの種類 | 調停 |
担当事務所 | 埼玉法律事務所 |
事案概要
本件は、相手方のモラハラに耐えられなくなったご依頼者様が、子ども達を連れて自宅を出ていき、離婚の交渉を当事者間で開始したところでした。
ご依頼者様は、相手方が機嫌が悪かったり、自分の思い通りにならないと怒鳴ったり、暴力等を振るうことから、離婚条件について、なかなかご自身の希望を伝えることができず、話合いになりませんでした。
また、毎日のように相手方から子どもに会わせてほしいという連絡が届くことに対しても、かなり疲弊した状態で弊所にご相談の上、ご依頼くださいました。
弁護士方針・弁護士対応
本件には、ご依頼者様の子どもの他に、相手方と養子縁組をした子どもがいました。そこで、当事者間で離婚条件を決めて離婚するだけではなく、離婚と同時に相手方と養子縁組をした子どもの離縁手続きをとる必要がございました。
また、相手方には代理人がついていませんでしたので、こちらの提示する離婚条件に納得していただくために、調停期日には詳細に理由等を記載した主張書面を作成準備した上で出席し、期日間にも、相手方に頻繁に電話をして口頭説明を繰り返す等早期解決のために工夫をしました。
結果
離婚条件がいつ合意に至るのか予測不可能であったため、ご依頼者様の当面の生活費を確保するために、離婚調停と婚姻費用分担調停を同時に裁判所に申し立てました。
調停結果として、
- 離婚するまで婚姻費用として月額15万円を支払うこと
- 養育費については、18歳の誕生日月までとした上で、子どもが上級教育機関に進学した場合には、20歳まで、20歳で在籍しているときには別途当事者間で協議すること
- 財産分与として、420万円を受け取ること
- 面会交流については、月1回程度の頻度でとの内容で合意に至りました。
ご依頼者様に満足のいく充実した離婚条件で離婚ができました。
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