ローンは相手方の負担で自宅を手に入れた事例
自宅の確保
| 離婚の原因 | 不倫・浮気 有責配偶者 |
|---|---|
| 離婚の争点 | 住宅ローン |
| 手続きの種類 | 協議 |
| 担当事務所 | 宇都宮法律事務所 |
- 結果
- 【依頼前】
慰謝料：100万円（分割払い）
養育費：子供が20歳になる月まで - 【依頼後・終了時】
自宅の譲渡とローンは相手方負担
養育費を20歳まで
- 【依頼前】
事案概要
相手方の不貞により夫婦関係が悪化し、依頼者は子を連れて家を出て、別居を行なっていた。離婚の意思は固いものの、離婚後の生活を考えると、慰謝料をもらうのみでの離婚には不安を覚えていた。
弁護士方針・弁護士対応
双方ともに離婚の考えはあったが、比較的相手方の方に早期離婚の意思が強いとみられた。相手方は、経済力がないわけではなく、相場的な慰謝料を得るよりも、生活の基盤である自宅を、相手方がローンを支払うままでこちらが確保する方が良いかと方針を立てた。もっとも、一般には過大な要求となりかねないため、裁判所を利用するのではなく、双方の協議で押し込むこととした。
結果
自宅は分与での譲渡をするのに、ローンはそのまま負担というところは、当然相手方としてはまず難色を示した。ただ、有責配偶者として、婚費を先十何年も支払い続け、離婚がいつになるかわからないというのでいいのかと交渉したところ、相手方も自身の収入でやりくりの目途が立ったのか、それで離婚できるならと要望を容れた。
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