円満調停の結果、離婚を回避した事例
離婚回避
| 状況 | 離婚したくない |
|---|---|
| 手続きの種類 | 調停 |
| 担当事務所 | 宇都宮法律事務所 |
- 結果
- 【依頼前】
相手方から離婚、親権、養育費、財産分与、慰謝料の各請求 - 【依頼後・終了時】
離婚回避
- 【依頼前】
事案概要
依頼者の不貞が発覚し、相手方が子を連れて家を出た。その後、夫婦間で離婚協議がもたれたが、離婚を求める相手方と、離婚はしたくない依頼者とで話し合いは平行線となり、相手方が離婚調停等を申し立てた。
弁護士方針・弁護士対応
依頼者は自身に非があることを認め、一方で離婚は断固したくない、やり直したいとのことであった。相手方の生活費請求等には真摯に対応することとし、こちらからは円満調停を申し立てることとした。
結果
まず、きちんと謝罪及び反省を相手方に伝えるべきだとし、こちらの要望ではなく謝罪文を資料として調停に提出するなどした。また、どうしても離婚が避けられないなら親権は希望するとして、調査官による調査を行なってもらったところ、子は、依頼者と離れたくない、家を出ての生活や将来にも不安や負担が大きい、そういった心情を有していることが表れた。それらを経て相手方の態度も軟化。
改心をはっきり形で残すため、家計管理や不貞再発防止措置を受け入れることとなり、一方で相手方も一旦再構築を目指すことに同意、子を連れて戻ることとなった。
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