離婚を拒む相手方と交渉し、性格の不一致で離婚成立した事例
離婚
状況 | 離婚 |
---|---|
手続きの種類 | 交渉 |
担当事務所 | 東京法律事務所 |
- 結果
- 【依頼前】
相手方が離婚したくない - 【依頼後・終了時】
離婚成立
- 【依頼前】
事案概要
依頼者は、婚活を経て、数か月前に婚姻に至り同居を始めたが、婚姻早々、離婚したいという気持ちが大きくなり、相談。依頼者の悩みのポイントは、
・婚姻して数か月という短期であること
・離婚理由は、生活スケジュールのずれや、子を持つことについての意見のずれといった「性格の不一致」としか言いようのないもので、双方に落ち度があるとはいえないこと
だった。こんなことで離婚を申し入れてもよいのかという悩みから控えめな態度をとりつつも、どうしても一緒に暮らすことはできない、離婚したいという気持ちは強かった。
弁護士方針・弁護士対応
弁護士としては、依頼者の悩みの内容を詳しく聴き取り、相手方に伝えることに注力した。
依頼者は専門的な職業についているため、その職業的倫理観や仕事に対する責任感などからどうしても婚姻関係と仕事を両立することが難しいことが、本件の特徴であったため、その点を詳細に説明した。
結果
相手方は当初、どうしても離婚したくないと言い続けていたが、解決金の支払いがあれば離婚してもよい、と態度を軟化させた。相手方は、当初、500万円以上の解決金を求めたが、半額ほどにて離婚の合意に至った。
依頼者の感じていた離婚事由は、たしかにいわゆる「性格の不一致」というものではあったが、この依頼者の職業上の特性や思考傾向からすると、婚姻生活を送るにあたりその不一致の内容がどうしてもネックになるものであった。一般論で論じるのではなく、「この当事者」の「この特徴」といった具体的な話を丁寧に説明したことで、相手方の気持ちの整理を促すことができたと思う。
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