拒否されていた財産分与を1000万円以上の支払いで和解成立した事例
離婚訴訟、財産分与
離婚の争点 | 財産分与 |
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手続きの種類 | 裁判 |
担当事務所 | 福岡法律事務所 |
- 結果
- 【依頼前】
財産分与:拒否 - 【依頼後・終了時】
財産分与:1000万円以上
- 【依頼前】
事案概要
本件は、お子さんが成人した後の離婚の事案です。財産分与が主たる争点でした。相手方(夫)は、高収入ではあったものの、借り入れも多く、また、複数の銀行口座を保有し、財産を分散させていました。
弁護士方針・弁護士対応
弁護士は、①借り入れについては、夫婦の財産形成とは無関係であることを主張立証する、②取引履歴を精査し、隠し財産を可能な限り見つける、という方針で臨みました。
結果
①借り入れの多くについて、その使途が、夫婦の生活とは無関係であることの立証に成功し、財産分与の算定対象から除外することができました。
②暫定的に開示された取引履歴のうち、一定金額以上の入金をExcelシートに入力し、入金・出金が対応しているか、入金の原資、出金の顛末の説明がつくのかを精査しました。そうしたところ、原資不明・顛末不明の入出金が多数見つかりました。これら入出金に関し、弁護士会照会、調査嘱託を駆使することにより、計数百万円の未開示財産が見つかりました。
結果として、1000万円以上の財産分与を内容とする和解がまとまりました。
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