DV・モラハラをする相手方から、こちらの主張通りの金額を受け取る内容で離婚成立した事例
配偶者との離婚及びできる限りの養育費等の経済的利益の獲得
状況 | 離婚 |
---|---|
離婚の原因 | モラハラ DV 性格の不一致 |
離婚の争点 | 慰謝料 婚姻費用 財産分与 養育費 養育費の請求 面会交流 |
手続きの種類 | 調停 審判 |
担当事務所 | 名古屋法律事務所 |
- 結果
- 【依頼前】
離婚しない
婚姻費用:相場より相当低額
養育費:支払わない(支払っても相当低額) - 【依頼後・終了時】
離婚
婚姻費用:算定表とおり
養育費:算定表とおり
- 【依頼前】
事案概要
本件は、相手方のDV、モラハラを原因として依頼者が別居をし、離婚を求めた事案です。
依頼者は、長年にわたるDVとモラハラから体調を崩された状態で弊所にご相談の上、ご依頼いただきました。
弁護士方針・弁護士対応
本件は、相手方がDV、モラハラのいずれも認めず、婚姻費用も支払わず、離婚も拒否していたため、以下のような争点がありました。
・婚姻費用、養育費の算定における考慮事情の有無
・離婚をするか否か
・財産分与の対象
以上の点について、相手方の不合理な主張が繰り返されましたが、依頼者の離婚後の生活の原資となる以上、不合理な主張を受け入れるわけにはいかないため、相手方の主張が不合理なものであることを根気よくかつ説得的に主張し続けました。
結果
婚姻費用については、最終的に審判となりましたが、審判結果としては、概ね当方の主張が認められ、当方の主張する金額の支払いを命ずる内容となりました。
調停結果として、
・離婚する
・概ね算定表どおりの養育費を支払う
・財産分与はなし
との内容で合意に至りました。
依頼者は受任時点でかなり疲弊していましたが、経済的に困窮する可能性を懸念して、すぐに離婚に踏み切れる精神状況でもありませんでした。根気よく争い、その中で、依頼者が得ることのできる婚姻費用、養育費について受け取ることのできる金額の目途が付いたため、離婚の合意をすることができました。
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