難病を患った依頼者の離婚交渉
早期の離婚
状況 | 離婚 |
---|---|
離婚の原因 | その他 |
離婚の争点 | 財産分与 |
手続きの種類 | 交渉 |
担当事務所 | 東京法律事務所 |
- 結果
- 【依頼前】
相手方が離婚拒否 - 【依頼後・終了時】
1000万円以上の支払いを受けて離婚
- 【依頼前】
事案概要
本件は、難病を患っている依頼者が、相手方から自宅を出ていくように言われたことを発端として、離婚を決意した事案である。相手方は、依頼者に対し、養育費相当額、来年大学生となる長男の学費、相当額の財産分与を請求した。依頼者は、難病を患っており筆談でしか会話できず、交渉を弁護士に委任するべく、弊所へご来所され、ご依頼いただいた。
弁護士方針・弁護士対応
依頼者は相談時在職中であり、当時の年収では算定表に基づく養育費は月額5万円以上であった。しかし、依頼者は難病のために退職が予想されており、また、今後の生活・治療費が、いくらかかるかが分からない経済状況であった。そのため、相手方との交渉では、算定表を度外視した金額(1万円)で交渉することになった。また、長男の学費等も、すべて相手方に負担するよう求めることになった。他方、財産分与については、退職金や株式等は交渉の対象とせず、長男の大学進学に伴う引越費用等を負担することで、財産分与の問題を解決することになった。
結果
交渉果として、
・養育費は、長男22歳に達した後の最初の3月まで、月1万円を支払う。
・引っ越し費用として、34万円を支払う。
等の内容で合意に至った。
依頼者の財産が相当額残る形で離婚成立となった。
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