不貞慰謝料請求を拒否した相手方に、十分な証拠を使った主張をし、裁判上の和解が成立した事例
不貞慰謝料請求
離婚の原因 | 不倫・浮気 |
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離婚の争点 | 慰謝料 慰謝料の請求 |
手続きの種類 | 裁判 |
担当事務所 | 大阪法律事務所 |
事件概要
依頼者は、夫の過去の不貞相手に対して、不貞慰謝料の請求を希望され、弊所へご相談にいらっしゃいました。
弁護士方針・弁護士対応
当初、交渉での請求を目的として受任していましたが、相手方が慰謝料の支払いを拒否しました。そのため、給与債権の仮差押えを行い、相手方から起訴命令の申立てがあった段階で訴訟提起を行うこととしました。
なお、不貞時期がかなり前であり、消滅時効の抗弁や、婚姻関係破綻の抗弁を主張される可能性が高いと考えられました。
結果
当方の予想どおり、相手方からは①消滅時効の抗弁、②婚姻関係破綻の抗弁の主張がありました。
- ➀については、依頼者が相手方との不貞行為を知った時期が直近であることを裏付ける証拠を提出し、消滅時効期間が経過していないことを主張しました。
- ➁については、不貞行為が発覚するまでは、婚姻関係が円満であったことの証拠を提出し、婚姻関係は破綻していなかったことを主張しました。
以上のように、証拠に基づいた主張をした結果、裁判官から、請求認容の心証開示があり、和解金240万円で解決に至りました。
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